がきんちょ母さんバカリタン

大学4年生で結婚・妊娠したがきんちょの奮闘記です

妊娠中の頭部CT検査

今更感がすごいのですが、妊娠20週くらいだったかな?2月に頭部CTを撮りました。

 

1月に歩いていたら不注意で思いっきり柱に頭をぶつけて、血が滲むほどのたんこぶが出来ました。

その時は「馬鹿だwwwwHAHAHAwwww」って感じでぜんぜん平気だったのですが、2週間経っても痛みは引かず、むしろひどくなってきました。

そして、夜中1時くらいに急に激しい頭痛に襲われ、救急車要請。

旦那に付き添ってもらって病院へ。

 

 

救急車を呼んだは良いけど、妊婦だからという理由で何処も受け入れてくれず、受け入れ先を決めるまでに1時間くらい救急車内で救急隊員の方が幾つもの病院に受け入れ要請をしていました。

妊婦ってだけで処置がかなり難しくなるので、断る病院はいっぱいあるそうです。

 

また、車内で血圧を測ると、上が140超え!!!

最初は痛みでぐったりしていたけど、救急車に乗ったのは初めてだったのでウキウキしながら周りを見渡していたら計器に表示される私の血圧を発見。

普段低血圧に悩まされている私にとって、その値は異常でした。過去に低血圧と貧血で通院していたこともあり、家には血圧計があったので、妊娠してからも家で頻繁に測っていたので、自分の普段の平均血圧は知っているつもりでした。

なので、隊員の方に

「普段の血圧が110くらいなんですけど、今本当に140超えていますか?」

って聞いちゃいました。

すると、隊員の人はちょっとおかしいと思ったのか、聴診器を腕に当てて、機械ではない方法で測り直してくれました。私は医療関係には全く明るくないので、なんでそれで血圧が図れるのかさっぱりです笑

で、測り直した結果、上が112でした。ぜんぜん違うじゃん。

それをすぐに他の隊員に報告していたので、まぁ今は改善されているかな?でもなんであんな値出たんだろう?

 

そして、受け入れ要請の電話をかけまくっていた隊員の方から、

「頭部CTの検査を受ける必要があるかもしれないので、妊娠されていると一定の確率で被曝することがありますが、それでも検査を受けますか?」

と聞かれました。

予めCTによる被曝と胎児への影響についての論文を読んでいた旦那と私はすぐにOK。

隣の市の大きな病院に搬送されました。

 

 

病院ではやはりCT検査が必要とのこと。

私がOKした大きな理由は主に2つ。

  • 安定期に入っていること
  • CTを受ける場所が頭部のみであること

 

参考にした論文 ↓

www.jstage.jst.go.jp
この論文を要約すると、

  • 月齢が若いほど被爆の影響は大きい
  • 100〜200mSvが閾値
  • 日本では100mSv以下での発がん率の有意差はない

ということが書いてあります。

頭部CTを受けたときの被曝量は0.005mSvくらいらしいので、影響はかなり少ないと判断しました。

また、安定気に入って内臓などデリケートな器官が既にある程度形成されている状態での受診なので、問題ないかと。

 

私より頭の良い人達が統計学的にきちんと考えてこの数値を叩き出し、安全だと言っているのであれば、私はそれを信じます。

また、病院での説明によると、仮に出産してから何か障害があったとしても、原因をここでの被曝を考えるより、先天的なものと考えたほうが遥かに確率が高いらしいです。

まぁそうだわな。

 

 

ということで受診。

私が赤ちゃんの心配をものすごくしていると思ったのか、厚めの防護服を丁寧に巻いて安全性を優しく説明してくれました笑

信用しています笑

 

結果は異常なし。

頭を打った後2週間後くらいに頭痛がある場合、致命的な怪我を負っている可能性があるとネットで調べて出てきたので不安ではあったのですが、大事に至らなくてよかった。

ただ、深夜料金・初診料・CT検査という諸々で、治療費は馬鹿にならなかったけど…

帰りはタクシーで帰ったので、それもまた余計な出費…

ありがたいことに旦那はしょっちゅう病院の世話になっていたらしいので、この手の処置はかなりスムーズにこなしてくれました。ありがたや。

 

タクシーで近所まで帰って、コンビニで気分転換しようと思ったら、急な吐き気。

本当に突然リバースしてしまいました。

タクシー降りてからで良かった。多分車酔いかな。

 

 

今回やって良かったことは、

  • 予め検査の影響とその確率を調べておいたことで、精神的負担がかなり軽減したこと
  • 保険証と母子手帳など必要なものの位置を旦那が把握していたこと

です。

 

何も調べないで、自分の身体が異常なときに胎児の将来まで考えていたら、そんなの疲れてしまいます。やってられません。

また、我が家では、母子手帳・保険証・産院の診察券・お薬手帳を、遠目でも目立つ明るいピンクのポーチにまとめて入れてあります。なので、家の中のどこにあっても大抵すぐ見つけられます。
これを旦那も知っていたので、救急車が到着してすぐに家を出る時でもこの一式を引っ掴んで行けば、大抵のことは収まるようになっています。
出産時も、急なことで妊婦がパニックになったとしても、これを周りに伝えておけば安心です。

 

 

まぁとりあえず、無事でよかった。